自殺予防週間に向けた取組「しんどくなっている子へのメッセージ」へのご協力のお願い
児童館関係者の皆様へ
当財団では、厚生労働省が実施する自殺予防週間(9月10日~9月16日)に向けて、生きづらさを感じている子どもへのメッセージを発信しています。この取組には、毎年、全国の児童館関係者のご理解・ご協力を得て実施しており厚く御礼申し上げます。
令和3年の子ども(小中高校生)の自殺者数は473人(前年499人)となっています。
特に学校の長期休暇明けにかけて増加する傾向があるとされ、コロナ禍が続いた令和3年には5月や11月にも増加しています。(文部科学省「児童生徒の自殺対策について」令和4年2月24日)
本年度も子どもの自殺リスクが憂慮されることから、「しんどくなっている子へのメッセージ『じどうかんもあるよ』」を発信いたします。児童館を居場所とする子どもたちとともに、まだ児童館を利用したことがない子どもたちにも広くメッセージが届きますようご協力をお願いいたします。
【ダウンロード】
自殺予防週間メッセージ「じどうかんもあるよ」チラシ・ポスター
自殺予防週間に向けた取組 しんどくなっている子へのメッセージ『じどうかんもあるよ』
児童館は、子どもが自由に来館して過ごすことができる児童福祉施設であり、困ったときや悩んだときに相談したり助けてもらえたりする職員がいることが児童館ガイドライン(平成30年10月1日厚生労働省子ども家庭局長通知)に示されています。全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子どもや命が危ぶまれる子ども、居場所がなく地域をさまよう子ども等にメッセージを届けていただくとともに、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関等への取組の周知をお願いします。
(1)『じどうかんもあるよ』を周知広報してください
(取組例)
〇 ポスターにして館内・館外に掲示する
〇 チラシ・カードを印刷し、玄関、受付等で配布する
〇 児童館のお便り(広報紙)等に転載する
〇 自治体や児童館管理運営団体、各児童館のウェブサイトやSNSで発信する
〇 子どもが立ち寄る場所等にポスター・チラシ・カードの設置・配布を依頼する
〇 学校、児童委員・主任児童委員、町内会・自治会等児童館連携機関に展開し協力を得る
(2)各児童館のオリジナルメッセージとして発信してください
『じどうかんもあるよ』に児童館の地図やQRコードを貼り付けたり、より強いメッセージに変更したり、地域の実情や各児童館の状況にあった発信するよう、検討をお願いします。
(取組例)
〇 子ども会議等において話し合うテーマにする
〇 子どもが主体となったオリジナルメッセージを発信する