自殺予防週間に向けた取組「いましんどくなっている子へのメッセージ」へのご協力のお願い
児童館関係者の皆様へ
学校の長期休暇明けに10代の子どもたちの自殺リスクが高まることから、当財団では毎年8月から9月にかけて、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージ「児童館にいってみよう」や「遊びと交換してみよう」といった発信を行っています。全国の児童館及び運営管理団体等関係者の皆様には、この取組に対して深いご理解と具体的なご協力をいただいており厚く御礼申し上げます。
本年度は、コロナ禍の影響も相まって子どもたちの自殺リスクはさらに深刻になることから、厚生労働省が実施する自殺予防週間(9月10日~9月16日)に向けて「いましんどくなっている子へのメッセージ『じどうかんもあるよ』」を広く発信することとしました。
全国の児童館の一斉取組により多くの子どもたちに届きますようご協力をお願いいたします。
【ダウンロード】
自殺予防週間メッセージ「じどうかんもあるよ」チラシ・ポスター
1.いましんどくなっている子へのメッセージ発信
児童館は、子どもが自由に時間を過ごし遊ぶ中で、子どものあらゆる課題に直接関わることができ、子どもと一緒に考え、対応するとともに必要に応じて関係機関に橋渡しすることができること。そして、子どもが直面している福祉的な課題に対応することができることが児童館ガイドラインに示されています。
児童館から全国多くの子どもたちの目に以下のメッセージが届くように、各地域の学校や図書館などの公共施設、地域関係団体、自治体児童館主管課等児童館のステークホルダーに広く協力の呼びかけをお願いいたします。
〇 生きづらさを感じている子どもへのメッセージ(いじめ防止、虐待防止)
〇 命が危ぶまれる子どもへのメッセージ(自傷・自殺防止、虐待防止)
〇 居場所がなく地域をさまよう子どもへのメッセージ(犯罪の被害・加害防止、虐待防止)
(1)『じどうかんもあるよ』を周知広報してください
① ポスターやチラシにして掲示・配布する
② 児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に転載する
③ 名刺カードに印刷し、児童館内や関係施設に設置する
④ 各児童館のウェブサイトやSNSで発信する
(2)各児童館のオリジナルメッセージとして発信してください
上記(1)の『じどうかんもあるよ』のデザインや表現・文言にこだわらず、各地域の児童館の状況にあったメッセージ発信をお願いします。
例えば、ポスターに児童館の地図やQRコードを貼り付けたり、実施体制が整う場合は「児童館においで」「必ず力になる」「ラインで相談してみて」といったより強いメッセージに変えたりして発信するよう検討をお願いします。
2.子どもからのメッセージ募集
児童館を利用する子どもにメッセージを書いてもらい、写真(イメージ画像参照)を撮影し、送ってください。夏休みの期間に当財団のウェブサイトやSNS等で発信します。
(1)メッセージ・写真撮影方法
① メッセージを書く
〇子どもにこの取組の趣旨を説明の上、「児童館のいいところを紹介するなら?」と問いかけ、 20字程度のコメント(メッセージ)を書いてもらいます
【例)】※この内容がメッセージとなります
- 「ようち園の時の友達と会える」
- 「あたらしい友だちがたくさんできる」
- 「たのしい気もちになるよ」 など
〇 A4サイズの白無地用紙を横向きに使用します
〇 黒色太マジックを使用し、大きな字で書きます
〇 氏名どちらか又はニックネームと(年齢)を書きます
② 写真を撮影する
〇 本人及び保護者にこの取組の趣旨を説明の上、許可を得てください
〇 スマートフォン又はデジタルカメラで横向きで撮影します
〇 顔とメッセージが被らないようにバストアップで撮影します
〇 可能であれば撮影の時だけマスクを外して撮影します
〇 画像の解像度を確保するため1MB以上のデータ容量で撮影します
(2)応募方法
件名に「子どもからのメッセージ」と記入のうえ、8月12日(木)までに写真データを添付しメールでin4★kodomo-next.jp(★を@に変更)、児童健全育成推進財団 白田・河﨑宛に送付してください。
(3)広報方法
8月中旬にプレスリリース(予定)、8月下旬にSNS(Facebook、Twitter)で発信する予定です。
SNSアカウントがある児童館は、シェア・リツイートして広報にご協力ください。また、発信の際は、次のようなハッシュタグの活用もお願いします。
ハッシュタグ <メイン> #じどうかんもあるよ
<サブ> #子どもの居場所 #最近どうよ #元気ですか
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