「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」へのご協力のお願い
児童館関係者の皆様へ
こどもまんなか社会の実現に向けて児童館を推進する取組
「じどうかん こどもDoまんなか キャンペーン」へのご協力のお願い
令和5年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足いたしました。児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも「こどもの居場所」として活動を展開しています。本キャンペーンは、「こどもの声」を重んじる児童館の本質を「こどもDoまんなか」という言葉に込め、様々な取組と連動して発信し、児童館の社会的認知の向上と子どもの最善の利益を優先することを目的として実施します。
また、学校の長期休暇明けに10代の子どもたちの自殺リスクが高まるとされていることから、当財団では毎年8月から、国の提唱する自殺予防週間(9月10日~9月16日)に向けた取組として、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージ「じどうかんもあるよ」の発信を行っています。全国の自治体、児童館及び運営管理団体等関係者の皆様には、この取組に対して深いご理解と具体的なご協力をいただいており厚く御礼申し上げます。今年度はこの取組もキャンペーンの一環として実施します。
つきましては全国の一斉取組により多くの子どもたちに届きますようご協力をお願いいたします。
1.実施期間
令和5年7月~12月末
2.「じどうかん こどもDoまんなか」シンボルマークの活用
こども家庭庁が設置するこども家庭審議会のこどもの居場所部会では「こどもの居場所づくりに関する指針(仮)」策定に向け、会合が重ねられています。児童館がこどもをまんなかに捉えた施設であることを社会にあらためてPRをするためにシンボルマークを作成しました。児童館がこどもをまんなかにした施設であるアピールに活用してください。
ロゴ1 ロゴ2
※このシンボルマークは、全国の児童館が幅広い年齢層のこどもとともに「行動(Do)」し、こどもを「ど(Do)」まんなかにした実践をより進めようとする思いを図案化したものです。
活用例
- 児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的・又は繰り返し掲載する
- 名刺カードに印刷、もしくは児童館内や関係施設に設置する
- 各児童館のウェブサイトやSNSで発信する
- マーク入りの意見箱等を作成し、児童館に設置する
・キャンペーン期間後もぜひ継続してご活用ください。
・マークの文字や色を変更したり、縦横比を加工することはできません。(※モノクロ印刷は可)
【データのダウンロードはこちらから】
3.こどもの声募集 『じどうかん発! こどもの声4347☆』 9/4まで(引き続き受付中)
児童館ガイドラインには「児童の権利に関する条約」及び「子どもの意見の尊重」「子どもの最善の利益」が明記されています。遊びを通じてそれらを実現させるために、児童館はこどもの声を大事にしています。このキャンペーンでは、全国から「おもい」「ねがい」「つぶやき」等、こどもの声を募集し、児童館の本質を「こどもDoまんなか」の言葉とともにPRします。
こどもたちが思っていることを写真、もしくは動画で送ってください。社会福祉施設等調査で公表されている現在の児童館数である4347ボイスを目指します。(1館いくつでも可)ぜひご応募ください。
撮影の際は本人及び保護者にこの取組の趣旨を説明の上、許可を得てください。
※原則こどもの顔が入っている写真を募集していますが、顔出しは難しくとも声を書いてくれるこどもがいた場合、
手元だけの写真でもかまいません。
広報媒体として活用する写真にはなりませんが、全国児童館・児童クラブ大会の分科会でこどもたちの声について分析するなど、広く活用させていただきます。
ぜひ多くのこどもたちが今思っている声をお寄せください!
(1)撮影方法
①写真の場合
〇声を「ことば」で書く
こどもにこの取組の趣旨を説明の上、「いま言いたいことは?」等と問いかけ、
20字程度のことばを書いてもらう
【例)】「おそくまであけてほしい」「ともだちとつながりたい」「せかいりょこうにいきたい」 など |
〇 A4サイズの白無地用紙を横向きに使用する
〇 黒色太マジックを使用し、大きな字で書く
〇 氏名、又はニックネームと(年齢)を書く
〇 カメラは横向き
〇 マスクを外し、顔とメッセージが被らないようにバストアップで撮影する
※解像度確保のため1MB以上のデータ容量とします
(スマートフォンでの撮影で問題ありません)
②動画の場合
〇 カメラは横向きで撮影します
〇 マスクは外します
〇こどもにこの取組の趣旨を説明の上、「いま思っていることは?」等と問いかけ、
10~15秒を目安に自由に発言してもらいます。職員や大人と一緒でもかまいません。
※名前や年齢はテロップ処理ができますのでファイル名でお知らせください。言葉でしゃべっていただかなくともかまいません。
(2)応募方法
・以下のリンク(Dropbox)よりドラッグ&ドロップ、もしくはファイルを選択して格納してください。(スマホ可)
・送信時に求められる名前は写真、動画ともに「都道府県名・児童館名・年齢・氏名(orニックネーム)・こどもの声の内容」としてください。
・上記方法が難しい場合は件名に下記メールアドレスに「こどもの声」と記入のうえ、9月4日(月)までに(引き続き受付ています)写真や動画データを添付し、上記必要事項を記入の上、送付してください。
in4(アットマーク)kodomo-next.jp(児童健全育成推進財団 宛)
(3)こどもの声の活用の仕方
・11月25日(土)に「今までも これからも こどもDoまんなか」をテーマに、第18回 全国児童館・児童クラブ大会を開催します。本大会の広報、プログラム等で活用するとともに、実際にいただいた声を分析します。
・こどもの声に寄り添う児童館の本質をPRする本財団のプレスリリース、SNS(Facebook、Twitter)、冊子、イベント等で活用します。
4.自殺予防週間に向けた取組 いましんどくなっている子へのメッセージ
「じどうかんもあるよ」の発信
児童館は、子どもが自由に時間を過ごし遊ぶ中で、子どものあらゆる課題に直接関わることができ、子どもと一緒に考え、対応するとともに必要に応じて関係機関に橋渡しすることができること。そして、子どもが直面している福祉的な課題に対応することができることが児童館ガイドラインに示されています。
児童館から全国の多くの子どもたちの目に以下のメッセージが届くように、各地域の学校や図書館などの公共施設、地域関係団体、自治体の児童館主管課等、児童館のステークホルダーに広く協力の呼びかけをお願いいたします。
〇 生きづらさを感じている子どもへのメッセージ(いじめ防止、虐待防止)
〇 命が危ぶまれる子どもへのメッセージ(自傷・自殺防止、虐待防止)
〇 居場所がなく地域をさまよう子どもへのメッセージ(犯罪の被害・加害防止、虐待防止)
(1)『じどうかんもあるよ』を周知広報してください
①ポスターやチラシにして掲示・配布する
②児童館のお便り(広報紙)や掲示板等に定期的・又は繰り返し掲載する
③ カードに印刷し、児童館内や関係施設に設置する
④ 各児童館のウェブサイトやSNSで発信する
【データダウンロードはこちらから】
(2)各児童館のオリジナルメッセージとして地域に発信してください
上記(1)の『じどうかんもあるよ』のデザインや表現・文言にこだわらず、各地域の児童館の状況にあったメッセージ発信をお願いします。
例えば、ポスターに児童館の地図やQRコードを貼り付けたり、実施体制が整う場合は「児童館においで」「必ず力になる」「LINEで相談してみて」といったより強いメッセージに変えたりして発信するよう検討をお願いします。
取組例 ・地域の子どもの居場所マップを作成、配布する
・初めての利用者大歓迎のイベントを実施する
・開館時間を延長する など
5.各児童館の「こどもDoまんなか」な取組をホームページ等で発信
こども主体の児童館活動は「こどもDoまんなか」そのものです。各自治体、児童館のホームページやSNS等で「こどもの声」や「こどもDoまんなか」な取り組みを積極的に発信してください。全国からの事例の発信、積み上げは児童館全体の大きなムーブメントになります。「じどうかん こどもDoまんなか」シンボルマーク、メッセージ「じどうかんもあるよ」もぜひご活用ください。
SNSアカウントがある児童館は、投稿やシェアをして広報にご協力ください。当財団のSNSアカウントでもシェアさせていただきます。また、発信の際は次のハッシュタグの活用もお願いします。
ハッシュタグ #こどもDoまんなか #こどもまんなか児童館 #こどもまんなかやってみた #じどうかんもあるよ |
※7月25日以降、全児童館、児童館を設置する全区市町村担当課に「じどうかん こどもDoまんなか」シンボルマークシール1枚、「じどうかんもあるよ」カード50枚、ポスター5枚を送付させていただきます。