#じどうかんもあるよ(2)ポスターおよびカードをご活用頂いております
※「じどうかんもあるよ」詳細はこちら
全国約4,500の児童館にポスターとカードを提供
多くの児童館と思いを共に出来ればと思い、このたびのメッセージはポスターおよび名刺サイズのカードに印刷のうえ、要項とともに全国約4,500の児童館に提供しました。
これまで以上に力を入れて発信している背景には、子どもに関わる悲しいニュースがあります。
文部科学省が令和3年2月に公表した分析結果によると、2020年は過去最多の479人の小中高生が自殺で亡くなるという大変痛ましい数字が明らかになっています。また、内閣府が令和3年6月に公表した白書によると、20人に1人の若者が、「居場所がない」と感じているというデータがあります。
すこしでも、しんどい思いを抱えている子が救われるように、選択肢の1つとして「じどうかんもあるよ」ということを広く社会に伝えていければと思っています。
活用の様子
▼東京都練馬区平和台児童館 ▼埼玉県さいたま市立馬宮児童センター
▼栃木県下野市 国分寺西児童館・国分寺姿西児童館9月お便りより抜粋
配布したポスターやカードの活用について、多くの児童館から活用の様子を頂いております。最も多いのは、まず、設置するという形です。文章最後の、「じどうかんはここにあります」に重ねて、実際に児童館がどこにあるか伝えたり、HP等につながるQRコードを加工したケースもあるようです。
より多くの子どもたちに届けるために
東京都中野区 新井薬師児童館では、【子どもたちが、困っている友だちに渡せるように】という活用案を添えて、カードを置いてくださっています。
“ただカードを置いておいても持って行く子は少ないと思います。
今のコロナ禍の状況で、困っている子どもたちのことが見えにくくなっています。
このカードをきっかけにして、児童館によく来る子に「学校に来なくなっちゃっている友達とかはいない?」と声をかけて聞いてみたりしています。”(新井薬師児童館 飯田館長)
京都府京都市修徳児童館では、カードを用いて、SNSで素敵な写真を撮影し、メッセージを発信しています。
Instagramは若者を中心に利用が多いSNSと言われています。施設に来館する子とどまらず、メッセージを届ける有用な手段なのではと思います。
どうしたら子どもたちに届くのか。
アクションを通して、多くの子どもたちの目に留まるよう、各現場で様々な工夫が生まれています。
当財団ブログでは、引き続き全国各地の取り組みをご紹介して参ります。
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おねがい
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「じどうかんもあるよ」の取り組みについて、全国各地の取り組みをぜひご紹介したく存じます。
児童館関係者の方で、自身の施設で取り組んでいることがあれば、どんな些細なことでも結構ですので、写真とともにご提供頂けますと幸いです。「子どもからのメッセージ」も随時募集しております。
提供先:児童健全育成推進財団 「じどうかんもあるよ」担当
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