コロナ禍での夏休み明け、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージを発信 「遊びで変われる人がいる。」を発信します

お知らせ

本財団では、児童の自殺が危ぶまれる9月1日に向けて、例年、子どもたちへのメッセージ「児童館にいってみよう」等を発表してまいりました。賛同する自治体、児童館等が各地で情報発信していただき、社会的にも大きな反響がありました。

今年はコロナ禍において、自治体により児童館の活動は様々ですが、改めて児童館の社会的役割を伝えるため、子どもたちへのメッセージ「遊びで変われる人がいる。」を発信します。

 

遊びで変われる人がいる。

遊びは、喜び。
笑えることが、素直に嬉しいから。

遊びは、背伸び。
できなかったことが、できるようになるから。

遊びは、学び。
習い事とはちがう、新しい気づきがあるから。

遊びは、ひろがり。
ここで出会えた、仲間がいるから。

遊びは、救い。
こころが落ち着く、居場所になるから。

私たちは知っています。
遊びには、多様なチカラがあることを。
これからも児童館は、地域の子どもに遊びを届けていきます。

家でもなく、学校でもない、この場所で。
親でもなく、先生でもない、大人として。
遊びを通じて、子どもたちの成長を見守るために。

あなたも「遊び」で、きっと変われる。

 

全国約4,500カ所の児童館では、18歳未満のすべての子どもたちを対象とし、さまざまな「遊び」を通じて子どもたちの豊かな心を育み、子どもたちが自ら進んで物事に取り組み、生きる力を身に付けることを重んじています。私たちはその想いをメッセージ「遊びで変われる人がいる。」に込め、コロナ禍または夏休み明けでの憂うつな気分を、遊びを通じて少しでも心が和らぎ前向きになるきっかけづくりとなることを目指します。

この取り組みは厚生労働省が提唱する、9月10日から9月16日の自殺予防週間に向けて、児童館を通じた普及啓発の一助となることを目指すものでもあります。

 

また、全国各地の子どもたちが児童館発の密に配慮した遊びを通してつながり合える場づくりとして、児童館で人気の遊びで競う「全国遊び王決定戦 アソビンピック」を8月31日(月)まで開催します。あわせてご案内させていただきます。