令和6年 能登半島地震における児童館等支援活動レポート1

災害支援

令和6年 能登半島地震における児童館等支援活動レポート1

令和6年2月15

令和6年能登半島地震児童館等支援募金へのご協力、誠にありがとうございます。財団では皆様からの募金により、被災地の児童館等のこどもの居場所への支援を行っています。

また、支援ボランティアの第一次募集には、全国の児童館関係者より、33名のご応募をいただきました。その即応力に心より感謝いたします。

 

令和6年1月31日(水)~2月2日(金)にかけて、当財団として、金沢市のいしかわ総合スポーツセンター(1.5次避難所)、いしかわ子ども交流センター七尾館、志賀町児童館、輪島市児童センター等を訪問、現地ニーズ確認及び支援活動環境調査を行いました。

現在、被災地域の自治体及び児童館等からの要請を受け、以下の支援を行っています。

 


人的支援

令和6年1月31日(水)~31日(金)まで七尾市高階放課後児童クラブにおいて、児童館職員等の支援ボランティア8名を継続して派遣、専門職としてのスキルを生かした子どもの居場所作りのサポートを行っています。


物的支援

水道管破裂、建物・備品破損などの被害を受け、長期休館となっていた県立大型児童館 いしかわ子ども交流センター 七尾館の再開にあたり必要となる物品を聞き取り、寄贈しました。

ウォータークーラー(冷水器)/ 洗濯機 / プロジェクター/

子ども用木製テーブル /絵本、児童図書等

 


輪島市児童センターは、避難所等災害の拠点として利用されており、子どもの居場所としての児童館の再開に至っておりません。奥能登の子どもの居場所、県南部の加賀地方に二次避難をしている子どもの居場所も十分とは言えない状況です。

本財団では政府、被災地域の自治体、児童館、支援団体と連携し、ニーズを十分に把握した上で人的支援、物的支援を継続してまいります。

引き続き、ご支援を、よろしくお願いいたします。


参考リンク

令和6年 能登半島地震における児童館等支援活動の方針について 児童健全育成推進財団

「子どもたちの心のケアで一番有効なのは遊び」被災地の子ども支援の現状と課題は… BSN新潟放送 R6.2.9